井上敦子 | ヴァイオリン奏者・アレクサンダーテクニーク教師

BLOG

アレクサンダー・テクニーク

県立西宮高校音楽科のアレクサンダー講座

更新日:2021.10.21 [Thu] |

兵庫県立西宮高校音楽科のアレクサンダーテクニーク講座に出講しました。

ACEAE0D2-7783-4146-B7BF-AEBF015B2BEA.jpeg
母校です。

57A61F8E-A0C0-4DCA-8D0F-09E6FF67978A.jpeg
見事な秋晴れの、気持ちの良い日でした


文化庁の文化芸術による子供育成総合事業で、毎年開講されています。
本来ならば3日間あるのですが、昨年と今年は緊急事態宣言の影響で1日のみの開講となりました。


講座は午後の5、6時間目
最初にテクニークの概要と基本のチェアワークを体験し、
そのあとは専攻ごとに分かれて、楽器を持ちながら一人ずつ見ていきました。
生徒さんにはあらかじめアンケートで、演奏時の悩みや改善したいことを書いてもらい、参考にしました。

生徒さんたち、それぞれの課題はもちろん違いますが、根本的には共通する部分があったり、人の様子を見て気づいたりする事もあったようです。
アレクサンダーは基本的に個人レッスンですが、グループでしかも同じ楽器の仲間同士ならではの良い点ですね。

授業の写真はありませんが、昨年の様子が高校のブログに書かれています



1日しかないということで内容に工夫をしましたが、
少しでもなにかを得てもらいたい一心で、私たちが「end-gaining(エンドゲイニング*)」にならないようにと心がけました。
*エンドゲイニングとはアレクサンダーの用語で、結果を得ることのみにフォーカスして、過程を見失ったりすっ飛ばかす状態を指します。



講師陣は主講師の茅原先生、倉石先生、船越先生、と私
コロナの影響で久しぶりに会うことができたので、授業後に学校にお願いして教室を借り、エクスチェンジワークをさせてもらいました。教師同士の研究会のような時間です。



C2A5AEB8-4E10-4FAD-939F-644BACF1F65B.jpeg

ここは音楽棟の合唱室、今回のような講座や実技試験などに使います。
在学時と変わらず、懐かしい気持ちになりました

F9806BE5-9BC6-417C-B2A8-568AFDDDC9E2.jpeg



アレクサンダー、音楽高校や大学の生徒さんにも年々認知が広がっているのを感じます。


top