井上敦子 | ヴァイオリン奏者・アレクサンダーテクニーク教師

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発表会を終えて

更新日:2022.05.17 [Tue] |

4/30に発表会を開催しました。すぐ後に別の本番があったりして書くのが遅くなりましたが、振り返り日記です。

まずは出演のみなさん、本当にお疲れさまでした。

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ヴァイオリンレッスンの生徒さんに、アレクサンダーの生徒さんのアコーディオン演奏も加わり、面白いプログラムでした。
大半の選曲は私がしましたが、手前味噌ながら良かったな〜と思います。



本番での出来についてはそれぞれ思うところがあると思います。満足でもそうでなくても、本番までの日々を含めて大事に思ってもらえると良いなと願います。
(でも、ひとまずすっかり忘れちゃうのもまたイイと思います(笑))


聴きにいらしてくださった皆さまにも、改めてお礼申し上げます。

ピアノ伴奏は三浦夏実さん、伴奏のほかにソロでリストやショパンの演奏を聴かせてくださり、今年も本当にお世話になりました。

その他、生徒さんのお母さまやご親戚の方々も数名、伴奏してくださいました。ご家族ならではの呼吸で、とても良いアンサンブルでした。

ヴァイオリンは他の楽器と一緒に演奏することが圧倒的に多いですから、伴奏合わせも貴重なアンサンブルの経験です。

初めての合わせでは緊張したり自分のペースで弾けずに混乱することも多いですが、徐々に慣れてちょっと楽しめるようになってきたり。その過程を目の当たりにするのも私にとっては醍醐味です。



無伴奏の曲や、ヴァイオリン二重奏に挑戦した生徒さんも。

ヴァイオリンの音のみ、ある意味「勝負」のようなパフォーマンスは、緊張感とそこから滲んでくる深い感動があります。(無伴奏の有名どころではバッハやイザイの作品がありますのでぜひ聴いてみてください。)

私も何か挑戦になることをと思い、クライスラーの「レチタティーボとスケルツォ・カプリス」という無伴奏曲を演奏しました。

良い出来とは言えませんでしたが新しい発見が多々あり、こんなふうに挑戦できるのが発表会の良いところ、と再認識しています。


お客さまからのお花。先生のイメージです!と言ってくださったきれいなオレンジ色です。
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当日は、会場セッティングや本番の進行を滞りなく終えることができ安堵しました。

ステージ上での立ち位置や譜面台の高さを一人ずつリハーサルで確認しますが、

数センチ変わっても客席への音の聞こえ方が違うので、最も気を使うところです。

グランドピアノの蓋(開ける角度、または完全に閉めるか)も重要決定事項です。ヴァイオリンの音とのバランスが良いかで判断しますが、この場面では、演奏家でもある親御さん方が音のチェックをしてくださり、とても助かりました。


リハーサルの様子
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その他に、会計関係のことは留学先で同じ大学だったピアノのお友達(なんと金融の専門家でもあります)にアドバイスをもらうなど、表には出ない部分でもたくさんの方に支えていただきながら終えることができました。

依然コロナ禍ではありますが、昨年よりはだいぶとやりやすかったです。

感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、また来年も。がんばりましょう!

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