井上敦子 | ヴァイオリン奏者・アレクサンダーテクニーク教師

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アレクサンダー・テクニーク

発表会後のアレクサンダー・テクニーク

更新日:2024.05.01 [Wed] | ,

今年の発表会が終わって早や1か月になろうとしていますが(毎年感じますが、終わったらあっという間です)
遅ればせながら、もう一つのレポートです。


今回初めての試みで

終演後にアレクサンダーテクニークの小さなワークショップをしました。

お知らせ記事にも書いたのですが、

発表会って、そこまではバーっと頑張って本番で全力を出し、うまくいった・いかなかった等々反省はするけれども、帰って寝て次の日になったらもう新しい曲だしなんとなく忘れちゃって、なんてことが多い印象があり、


そこで、本番の余韻がほやほやのうちに振り返りを兼ねて、
みんなでアレクサンダーテクニークのワークをやってみてはどうだろうと思いつきました。



当日は、全ての演奏が終わった後に
演奏した皆さん、聴きに来てくださった方も加わって1時間ほど、

自分の演奏について心身が感じたことや日々の練習での疑問や不安、関連して日常的にも感じていることなどを出し合い、

それをもとに、アレクサンダーのワークの基本となる

【頭・首・背中のつながり】

【身体の方向性】(首が自由に、頭は前上に、背中は長く広く、膝は股関節から離れてお互いに近づかないほうへ)

のワークをしました。


本番後にもかかわらず、みなさんの気持ちの良い集中力に満ちた時間でした。



(ワークショップで皆さんから出た「感覚認識」に関する言葉たち)

IMG_4286.jpeg



この1時間でできたことはほんの入り口の入り口ぐらいではあると思いますが、その後のレッスンの様子をみるに、それぞれの感覚認識の繊細な発見など、何かしらのきっかけになったかな、良かったなあ、と感じています。



そして終演後という都合上、参加者は第2部(大人)の皆さんとなりましたが、
いずれ小中高生のみなさん向けにも何かできたら、と考えています。



(いつもながら記事を書くのが遅くて下手ですが、今後もどうぞお付き合いください...(◞‿◟))

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