井上敦子 | ヴァイオリン奏者・アレクサンダーテクニーク教師

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日々の話題

明けましておめでとうございます

更新日:2021.01.01 [Fri] |


新年明けましておめでとうございます。

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年賀状に使った写真
数年前、オランダのアムステルダム・スキポール空港のお店で見つけた色あざやかな牛の人形たちです。
しましま模様、ピカソの絵柄、スーパーマン風など、よくこんなにアイデアがあるなぁ!と思わず撮りました。


ステイホームが推奨される年末年始、本当に家のことばかりやっています。
いつもより念入りに大掃除や料理をやってみたり、近所への買い出しもなんだか楽しく感じます。
2日と3日は箱根駅伝のテレビ観戦を楽しみにしています。
例年は外出予定との兼ね合いであまりしっかり観られませんが、今年は新聞社が出版する選手名鑑ガイドブックを買い込んで、気合いを入れて応援するつもりです!


お休みが明けたら、ヴァイオリン、アレクサンダーテクニークともにレッスンはじめと、11日のコンサートの準備をがんばります。
昨年の春以来、定期的にオンラインでレッスンをしてくれているロンドンの恩師も、この年末年始は「どうせどこにも行かないからいいよ〜」と、休むことなく時間を取ってくれて、自分にとっては願ってもない充実した冬休みになっています。


コロナには間違いなく翻弄されているけれど、平時にはどうやったって向き合うことのできない、ある意味得がたい時間をもらっている側面もある気がします。こんなふうに言うなんて能天気で不謹慎なのかもしれないとも思います。

もしかすると、どんな心持ちでこの状況を過ごせばいいのかずっと分からずにいるというのが正直なところかもしれません。


この前テレビでお医者さんが「人類の歴史を振り返っても、終わらなかったパンデミックはありません」と話していました。



少しずつでも明るい方を向いていける年になるように願っています。

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皆さまにとって素晴らしい一年になりますように心からお祈りしています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!

おとしもの

更新日:2020.09.09 [Wed] |


数週間前から、マンションのエレベーター付近にアンパンマンとばいきんまんがいます。

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おそらくだれかの落としもので、最初はアンパンマンだけだったのが、いつしかばいきんまんが加わりました。

これだけ長くいるのに誰も取りにこないということは
1度きりのお客さん(の子どもさん)が落としたかなあ
なくしちゃってがっかりしてるかもなあ

でも

毎日の出掛けと帰りに必ず目が合うので(笑)愛と勇気をこっそり分けてもらっている(とおもっている)のです。


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ずっといてくれてええねんで〜

ポストグラデュエイト

更新日:2019.03.10 [Sun] | ,

先週末の2日間、私が卒業したアレクサンダーテクニーク教師養成校のポストグラデュエイトの集まりがありました。


現在は教師となった卒業生6名とご指導いただいた先生方との勉強の場で、年に2回ほどあります。

今回の2日間では、
テクニークの最も大切なワークの原則に立ち返ることや、
個人的に専門の楽器演奏で抱えている問題、日々のレッスンを通して試したい課題などにがっちり取り組むことができました。
教師になって3年と数ヶ月でそれなりに自信を持てるようになったことも少しはありますが、特に自分の盲点や油断や見落としに気づくことが多かったように思います。
それなりには成長しつつ、これから時間がかかってでも向き合っていく課題もクリアになったようです。
正直びびってもいます。嬉しいことなので武者震いといいたいところですが、やっぱりどこかでびびっています(笑)





アレクサンダーテクニーク教師のユニークなのは、その性質上、社会人としてある程度の経験をもつ者たちが志すというところで、私は社会人になって6年目に養成校へ入りました。

仕事をしながら3年間学校に通うのは、やりがいも、思い出してみればそれなりに困難もたくさんありましたが、人生の中では何物にも代えがたい時間として自分の支えになっています。


そして一緒に学んだ、いわゆる大人になってからできた学友というのはこれまたとても貴重なのです。
メンバーはそれぞれ関東・東海・関西・中国・九州から集まっていました。卒業後は各地へ戻って活動しているので、みんなで会える機会はなかなかありません。

今回も全員集まることはできませんでしたが、せっかくだから記念写真でも撮ればいいのにすっかり忘れていました。
帰りの電車でふざけて撮った変顔だけありました。良い仲間です(笑)


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*** *** *** ***

さて、
そんな大切な同僚のひとり、倉石アオミさんと来月ワークショップを開催します。
「楽器を弾く人のためのアレクサンダーテクニーク」詳しくはこちら

一般の方もご参加いただけます。
今回学んだことを活かして良いワークショップにしたいと思います!
ぜひご参加ください。


Songs without Words "言葉のない歌" コンサートに寄せて 

更新日:2018.04.04 [Wed] |

5月30日(水)芦屋でのコンサートに向けて、準備がすすんでいます。

歌曲や歌にまつわる作品を私たちの楽器でうたう、というのが今回のテーマです。


ということで、各曲をオリジナルから私たちの楽器編成(ヴァイオリン・チェロ・アコーディオン)のために編曲をしてもらっています。


出来上がった楽譜が、順に届きはじめました!


チャイコフスキー「四季」より

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もとはピアノのための作品です。

編曲は池田真沙子さん。大学の同級生でもあります。




メンデルスゾーン「無言歌集」より。

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こちらもオリジナルのピアノ曲から、

北條美香代さんの編曲です。


私たちの楽器でどんな音の歌になるでしょうか。3人で音を出すのを、私自身ものすごく楽しみにしています。

ぜひ、楽しみにお聴きください!



Songs without Words ~言葉のない歌~

5月30日(水)19:00開演 18:30開場

アマックホール(兵庫県芦屋市川西町2−12)


荒井結子(チェロ)

松原智美(アコーディオン)

井上敦子(ヴァイオリン)


【入場料】

一般 3,000円(当日3,500円)

学生 1,500円 (当日2,000円)


くわしい公演情報はこちら

チケットのお申し込みは当ページより受け付けています。

お問い合わせフォームの「公演情報」を選択のうえ、公演日・チケット枚数をご明記ください。

新年のご挨拶

更新日:2018.01.07 [Sun] |

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


昨年末は31日のアレクサンダーテクニークのレッスンで仕事納め、年始は4日からヴァイオリンのレッスンで始まりました。

3が日は完全にオフモードで気の向くままに過ごしましたが、最終日に思いがけず高校のクラスメイトに会うことができました。お茶でもしよう~と待ち合わせたものの、そういえば今年ワタシら厄年やん!ということで急きょ一緒に厄神さんへお参りに行きました。道すがら、そしてお参りしたあとも話題が尽きず、ものすごい勢いでしゃべくり倒したのでした。

年末にも、同じく高校のクラスメイトとのそれはもう嬉しい再会があって、時間を忘れてひたすらしゃべって笑いました。


昨年はヴァイオリンもアレクサンダーテクニークも、思いもよらない素晴らしい機会をいくつもいただきました。改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

毎回、そのときの精一杯のことができた喜びがありましたが、未知のことや自分の力不足を思い知ることも多く、それはまた今年の原動力になるといいと思っています。


昨年のニュースのひとつとしては、このホームページが出来たこともありました!

今年も引き続き、一人でも多くの方の役に立つように願っています。


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写真は92歳で一人暮らしの祖母宅のお正月飾り。

今年は体調が良く、自宅で年越しができて喜んでいます。

祖母が前向きにがんばって生活していることが、いつも私の力になっています。

 

2017.12.04 [Mon.]

コンチェルト、終わりました!

更新日:2017.12.06 [Wed] | ,

大阪チェンバーオーケストラのチャペルコンサート「協奏曲の夕べ」無事に終了しました。


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ヴィエニアフスキのヴァイオリン協奏曲2番を演奏しました。

本当にこの曲を弾くことができて良かったです。


この機会に恵まれたこと、共演者のみなさん、お世話になった方々、応援してくれた同僚や友人、家族

そして、聴きにきてくださったみなさまに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。


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今回得たたくさんのことが次への糧になるように、またがんばっていこうと思います!

 

2017.10.24 [Tue.]

パリ管ブラス通訳

更新日:2017.10.29 [Sun] |

パリ管弦楽団ブラス・クインテット(金管5重奏団)によるワークショップで通訳をつとめさせていただきました。


大阪府堺市文化振興財団主催のコンサートに先がけてメンバーが地元中学校の吹奏楽部にレッスンをするという企画。近所のホールに世界的音楽家が来て部活の指導を受けることになった、なんてドキュメンタリー番組か映画にでもなりそう。日本中の吹奏楽部員が悲鳴をあげて羨ましがるような話だろうなあ!



小編成のアンサンブルグループ5つにそれぞれメンバーが一人ずつ付いて指導をされました。

私の担当はトランペットソロ主席奏者のブルーノ・トンバ氏のクラスで受講は中学2年生女子によるトランペット4重奏。


聞けば楽器を始めて1年半だという彼女たちに、トンバ氏は温かくかつ冷静にレッスンを進められました。

座り方や譜面台の位置など演奏の基本、楽器の調整の仕方、曲の理解と表現方法、そしてアンサンブルに不可欠な呼吸や音程の合わせ方から今後の練習についてのアドバイスまで、思い出すほどにバランスのとれた素晴らしいレッスンでした。


中学生にとっては外国人!公開レッスン!というだけで舞い上がっちゃうような状況のなか、トンバ氏のお人柄のおかげで
彼女たちの頼もしい集中力が発揮され、また個人的には私の拙い通訳や限られた条件にもかかわらず最善を尽くされる姿に感謝するばかりでした。



そのあとのコンサートでは金管5重奏の色彩豊かな響きにただただ感動。

私はフィリップジョーンズ・アンサンブルに代表されるようなイギリスのブラスに馴染みがありましたが、パリ管ブラスとは同じ金管楽器⁉︎と驚くほど音の特徴や呼吸に違いがあり、どちらにもそれぞれの国の言語の特徴を感じました。

イギリスがキラキラ華やか、だとするとこちらはまるで絹のような輝きだなあと思ったのでした。

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