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2021.02.11 [Thu.]
チャペルコンサートvol.440 「あなたがソリスト」
更新日:2021.01.12 [Tue] | 公演情報
関西室内楽協会チェペルコンサートvol.440
「あなたがソリスト」オーディション合格者による協奏曲
毎年恒例、公募オーディションを見事通過された方々によるオーケストラとの共演です。
今年はコントラバスとピアノ、2名のソリストさんが演奏されます。どちらも名曲ですね。
今回の会場は、大阪・島之内協会です。どうぞお間違いのないようにお越しください。
詳細・チケットのお問い合わせは、関西室内楽協会ウェブサイトの予約フォームよりお願いいたします。
感染予防対策のため、入場者数100名限定の完全予約制とさせていただきます。前日までのご予約をお願いいたします。
会場では検温、出入り口での手指消毒等のご協力をいただいています。
そして、来年度のソリスト募集も始まっています。
詳しくはこちら
☆オーディション日が変更になりました。
8月【変更前】11日→【変更後】9日(月・祝)
明けましておめでとうございます
更新日:2021.01.01 [Fri] | 日々の話題
新年明けましておめでとうございます。
年賀状に使った写真
数年前、オランダのアムステルダム・スキポール空港のお店で見つけた色あざやかな牛の人形たちです。
しましま模様、ピカソの絵柄、スーパーマン風など、よくこんなにアイデアがあるなぁ!と思わず撮りました。
ステイホームが推奨される年末年始、本当に家のことばかりやっています。
いつもより念入りに大掃除や料理をやってみたり、近所への買い出しもなんだか楽しく感じます。
2日と3日は箱根駅伝のテレビ観戦を楽しみにしています。
例年は外出予定との兼ね合いであまりしっかり観られませんが、今年は新聞社が出版する選手名鑑ガイドブックを買い込んで、気合いを入れて応援するつもりです!
お休みが明けたら、ヴァイオリン、アレクサンダーテクニークともにレッスンはじめと、11日のコンサートの準備をがんばります。
昨年の春以来、定期的にオンラインでレッスンをしてくれているロンドンの恩師も、この年末年始は「どうせどこにも行かないからいいよ〜」と、休むことなく時間を取ってくれて、自分にとっては願ってもない充実した冬休みになっています。
コロナには間違いなく翻弄されているけれど、平時にはどうやったって向き合うことのできない、ある意味得がたい時間をもらっている側面もある気がします。こんなふうに言うなんて能天気で不謹慎なのかもしれないとも思います。
もしかすると、どんな心持ちでこの状況を過ごせばいいのかずっと分からずにいるというのが正直なところかもしれません。
この前テレビでお医者さんが「人類の歴史を振り返っても、終わらなかったパンデミックはありません」と話していました。
少しずつでも明るい方を向いていける年になるように願っています。
皆さまにとって素晴らしい一年になりますように心からお祈りしています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
2011.01.11 [Mon]
2つのヴァイオリンのための協奏曲
更新日:2020.11.25 [Wed] | 公演情報
所属している関西室内楽協会のチャペルコンサート
毎年恒例、メンバーがソリストをつとめる「協奏曲の夕べ」シリーズです
今回私は先輩メンバーの池上さんと一緒に、J.S.バッハ「2つのヴァイオリンのための協奏曲」を演奏します。
弾きごたえも聴きごたえもたっぷりのシリーズです。以前にはヴィエニアフスキの協奏曲2番を弾かせていただきました。
そのときの記事
2021年1月11日(月祝)、大阪の天満教会です。
新年明けて元旦のつぎの祝日、1が並んで縁起が良さそうな日です♪
バッハのドッペルコンチェルト、名曲中の名曲です。
バロック奏法の視点から解釈してみたり、往年のたくさんの名録音に触れているだけでもわくわくしますが、練習を重ねる過程で、またコンサート本番の瞬間にはどんなことを感じながら演奏できるのか、自分でも楽しみです。
秋以降コロナがさらに不安な状況になっておりますが、
当演奏会は対策のために完全予約制、100名限定とさせていただきます。
詳細・ご予約は、関西室内楽協会ホームページか、
こちらのお問い合わせページでもお受けしています。
こちらからご予約で、入場料3,000円→2,800円になります
(対策の一環として、ご予約時に皆さまのお名前とご連絡先をお伺いしております。どうぞよろしくお願いいたします。)
もし応援していただけましたらとても嬉しいです。
くれぐれもご無理のないように、お出かけいただける際にはどうかお気をつけて、お待ちしております。
ご覧いただきありがとうございます!
2020.11.15 [Sun]
ヴィヴァルディと日本の「四季」
更新日:2020.11.01 [Sun] | 公演情報
つい先日まで暑いなーと言っていた気もしますが、すっかり寒くなりました。
外でも家でも熱いお茶を飲むことが増え、最近はロイヤルミルクティーを淹れるのが流行っています。
ちょっとだけ手間がかかる、と言ってもまあ5分ほどですがそれだけでもちょっといい時間です。スパイスを入れてチャイにしても美味しくて身体も温まります。
お知らせが直前になってしまいましたが、ちょっと珍しい、2つの「四季」のコンサートです
落語家、桂花團治がナビゲーターとなり、ヴィヴァルディ「四季」と日本の四季の名曲の数々を落語調の解説で季節ごとに演奏します。
笑いあり、感動あり、異色のコラボレーションをお楽しみください!(限定100名)
(関西室内楽協会HPより)
ヴィヴァルディの四季は、それぞれの情景を表す「ソネット(短い詩)」に沿って、曲が進んでいきます。
春は小鳥の声、夏はブンブンとハエが飛ぶ音や稲妻、秋は収穫の喜びや狩猟の風景、そして冬は寒さに身震いしながら氷の上を用心しつつ歩く様子や、再び巡り来る春風の予感...など、情景が目に浮かぶような詩なのですが
今回はなんと、このソネットを落語にアレンジしたお話付きでお送りします!
日本の四季をうたった唱歌・童謡の弦楽合奏版と一緒にお楽しみください。
お話:桂花團治さん、
ヴァイオリンソロ:赤松由夏さん
演奏:大阪チェンバーオーケストラ
詳細は、関西室内楽協会ホームページ(こちら)をご覧ください。
チケットのご予約は、ページの下にある緑色の「チケットを予約する」ボタンより、お願いいたします。
コロナ対策として客席は100席限定となっております。
みなさま、ぜひお待ちしております!
2020.10.21 [Wed.]
県立西宮高校音楽科で特別授業でした
更新日:2020.10.21 [Wed] | アレクサンダー・テクニーク,公演の記録
兵庫県立西宮高校音楽科でのアレクサンダーテクニーク特別講座に出講しました。
母校です。私はここに通っていた当時、ヴァイオリンでスランプにおちいって、それがアレクサンダーを知るきっかけになりました。(そのころの話)
例年は3週にわたって計6時間の授業をするのですが、今年はコロナの影響で1日のみです。
40人のクラスを2グループに分け、1時間ずつでおこないました。
さらに、いつもは静岡から西宮に来られる主任の茅原先生が遠方ということでリモート講義、
私含め3名の教師が現地へ行って実務を担当するという形になりました。
準備中
アレクサンダーテクニークでは「ハンズオン」といって、私たち教師の手を使って生徒さんの身体の気づきや方向性をうながすことをするので、対策のためにフェイスシールド、マスク、そして生徒さんひとりごとに使い捨て手袋を着けました。
こんな感じでした
完全装備でどんな感触になるか、授業前に先生同士で試しているところ
実際には心配していたほど違和感はなく、ほっとしました。
講義内容については、限られた時間と状況の中でなにをどの順番で喋るか、「ハンズオン」はどの程度できるか、などを事前にいろいろと想定してみたり(今年はその打ち合わせもリモートでやりました)
当日は、リモートならではのハプニング(あちらとこちらのやりとりに時差がでたり、音声が急に途切れたり...)もありながら臨機応変にクラスを進めるなど、色んな「初めて」がありつつも、皆のチームワークで無事に終了しました。
椅子から立つ・座る(チェアワークと呼んでいます)をやっています。演奏をするためにも基本となるワークです。
どこから動く?どうやって動いてる? と自分や他の人を観察したり
このあとに私からは
演奏時や普段の行動における、身体を過度に緊張させてしまうことについて、
ーなぜそれをやってしまうの?
ーなにが起きているの?
ーそのときの自分の身体の感覚はどうなっているかな?
といった部分のことをお話し、デモンストレーションさせてもらいました。
1時間でお伝えできることはほんの一部でしたが、生徒さんたちからは気持ちの良い集中力を感じました。
ちょっとでも何かのきっかけになったり、伝わることがあればと願っています。
コロナの影響で今年は講義を実施すること自体が難しいのでは...と心配していたので、たとえ1日でも開講が叶って本当に良かったです。
毎年のことですが、今年は特に、開講にあたっての音楽科長先生を初め諸先生方のご尽力に敬意を表し、感謝申し上げます。
この日は本当に良いお天気で、帰りに見た空に思わず息を呑みました
* * * *
こんな姿も珍しいので記念撮影。左から倉石先生、船越先生
私はメガネ型フレーム付きのシールドを使ってみましたが、メガネ(本物)の上からでも着用できるのが便利でした。
ちなみにアレクサンダーの発祥地イギリスの学校でも、昨今はシールド着用なのだとか...
チャペルコンサート再開
更新日:2020.09.25 [Fri] | 公演の記録
コロナの影響で3月以降お休みとなっていた関西室内楽協会のチャペルコンサート、再開公演が無事に終わりました。
ボッケリーニのフルートカルテットを2曲演奏しました。
お客さまの検温、客席は間隔を空けての配置、公演時間を短くして2回公演...など、この日出番のないメンバーもお手伝いに加わってくれて無事に終えることができ皆ほっとしました。
お馴染みのお客さまをはじめ、楽しみにきてくださった皆さまに心から感謝申しあげます。
私は今回は怪我のメンバーのピンチヒッターだったのですが、その方も順調に回復されている姿を見せに来てくださり、二重に嬉しい日でした。
本番ならではの空気、お客さんのあたたかい反応、アンサンブルの高揚感...いろいろな思いを噛みしめながら電車に揺られて帰りました。
今日の本番のこと
更新日:2020.09.16 [Wed] | 公演の記録
今日はクローズドの催しで、ギターの倉石アオミさんと演奏させていただきました。
アオミさんのギターは、深いところから確かな力で作品の世界を最大に引き出してくれます。
コロナの影響もあり、2人での本番は約一年ぶりです。不思議なものであまりそんな気がしなかったのですが、
いやでもコロナの混乱が始まってからのことを思い出すとやはりいろいろあったよなぁ...と感慨深くもありました。
主催団体の皆さまがとても喜んで聴いてくださり、感謝の気持ちでいっぱいになりながら弾きました。
私たちふたりのアレクサンダーテクニークの恩師・小野ひとみ先生のご関係の催しということで大変良くしていただき、演奏前には先生自ら我々の紹介をしていただいてなんだかジーンとしました。
本番後に。先生のピースかわいいです
この状況下での今回の催しは、大変なご尽力あってのことだったと伺いました。
会長さんのスピーチ(だったと思います)の中で、
「困難は、人間の幸せに対する感性をより豊かにしてくれる」
(正確には違う言葉だったかもしれませんがこのような内容だったと思います)
というのが強く心に残りました。
久しぶりに皆さまの前で演奏ができることや生の反応をいただいたことはとても嬉しかったですし、
3月ごろに自粛が始まってもなんだかんだ言って不安を忘れるほど学ぶ機会や練習課題に恵まれていたこと、お仕事が再開したあとはそれが活かされる場があることなど、改めてありがたいことだらけだなあと思っています。
会場のホテルでいただいたランチ、むちゃくちゃ美味しかったです。
会食の機会がぐっと減っているぶん味わいも増しているのかもしれません。
少し裏話。
ステージに上がって演奏する直前までマスク着用、演奏後もすぐマスク、とできる限り気をつけていました。
楽屋で着替え中もマスク。もちろん真面目な気持ちで対策をしていますがなんだか不意に可笑しく思えたので写真を撮りました。本番が終わりほっとしてピース
本当に、平時には無いようないろいろなことに気付く本番を経験させていただきました。
神戸ウエストライオンズクラブの皆さま、お声がけくださった先生に改めて感謝申し上げます。
おとしもの
更新日:2020.09.09 [Wed] | 日々の話題
数週間前から、マンションのエレベーター付近にアンパンマンとばいきんまんがいます。
おそらくだれかの落としもので、最初はアンパンマンだけだったのが、いつしかばいきんまんが加わりました。
これだけ長くいるのに誰も取りにこないということは
1度きりのお客さん(の子どもさん)が落としたかなあ
なくしちゃってがっかりしてるかもなあ
でも
毎日の出掛けと帰りに必ず目が合うので(笑)愛と勇気をこっそり分けてもらっている(とおもっている)のです。
2020.09.24 [Thu.]
久しぶりの室内楽
更新日:2020.08.18 [Tue] | 公演情報
猛暑が続きます。
家の鉢植えが暑さに負けて次々と枯れてしまっています。ローズマリー、バジル、ユーカリ、多肉植物にトマトもピンチです。マンションのベランダでどれだけ暑かったことか...緊急事態宣言中や引き続き家にいる時間が増えているこのごろ、なにげに癒されたり励まされたり。よくがんばってくれたなあ、ありがとうねーという気持ちです。
そんな中ですが、久しぶりにブログに演奏会のお知らせを書くことができます。
所属している関西室内楽協会のチャペルコンサートはコロナウイルス感染拡大の影響を受け3月からお休みをしていましたが、来月から再開が決まりました。
実は今回わたしは出番ではなかったのですが、ピンチヒッターでフルート五重奏の第2ヴァイオリンを弾かせていただくことになりました。急遽きまったのでチラシに名前が載っていませんが、弾きます(笑)
【感染予防対策について】
午後16時〜、午後19時〜の2回公演とし、「完全予約制」の形をとらせて頂きますので、後援会のチケットをお持ちの方もお電話(06-6357-9421)、またはホームページ予約サイトから、前もってご予約下さいますよう よろしくお願いいたします。
ご来場の方は、マスクの着用をお願いいたします。
また、コロナ感染状況によっては やむを得ず中止とさせて頂く場合があります事をご了承ください。
(関西室内楽協会ウェブサイトより)
その他詳細、ご予約、お問い合わせは 関西室内楽協会ウェブサイト をご覧ください。
不安な日が続きますが、久しぶりに室内楽ができることに胸がはずみます。
まずは無事に当日を迎えられるよう、準備を進めたいと思います。
ご覧いただきありがとうございます!
ある日の夕焼け
なんだかいろんなものの形に見えます
「エフォートレス・マスタリー」
更新日:2020.07.30 [Thu] | ニュース,レッスン
長い梅雨もようやく明けそうです。
おかげさまでレッスンは感染予防対策を取りながら進めることができています。
皆さんのご協力に感謝いたします。
コロナが深刻になってきた3月にイギリスの恩師から安否確認のメールが届き、以来ZOOMレッスンの時間を作ってもらっています。先日、練習についての相談をしたときに面白い本を教えてもらいました。
エフォートレス・マスタリー ~あなたの内なる音楽を解放する
ケニー・ワーナー(著)・藤村奈緒美(訳)
https://www.ymm.co.jp/p/detail.php?code=GTB01097028
「人前でもあがらずに演奏したい」「これ以上うまくなる気がしない」「上手な演奏を聴くと落ち込む」
――誰もがぶつかる伸び悩みの壁を乗り越えたい人に必読の一冊。
プロ・アマ、楽器や音楽ジャンルを問わず、「誰の真似でもない、自分の音楽」を追求する方に。
(ヤマハ楽譜出版ウェブサイトより)
タイトルの「エフォートレス」effortless は
努力を要しない、苦労の跡がない、 というニュアンスですが、
"なぜ練習するのか"
"練習や演奏の妨げとなる「恐れ」について"
"変化のためのステップ"
など、何かに取り組むに当たっては普遍的な内容です。
読みながら自分が通ってきた道のりを思い出し、「だから上手くいかなかったんだなあ」と苦笑いとともに深い納得感があります。
一時的・対処療法的な練習などではなく、在り方から見つめることができる気がします。
どの章を開いても面白いです。私は目次を見て気になったところから点々と読んでみています。
長く読み継がれていく本って、どのページを開いても印象に残ることが書いてある、といつも思います。そしていつ読んでも新しい発見があるような。
1996年に出版されたベストセラー本だそうで、昨年12月に日本語訳版が出版されています。
驚くほど勉強家の恩師はこの他にも「これ読むといいよー」と次々と記事や本を紹介してくれます。
英語を読むだけで必死のパッチで(笑)これは訳書があってほっとしました。
興味があればぜひ手にとってみてくださいね!
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